作成日:2020/03/15
ネックのところのラベル以外に特別なところはなく、非常に気が付きにくい。50度という瓶詰度数も非常にありふれている。
久しぶりに「記憶」の方のウイスキーです。スコッチ、ジャパニーズとフォーマットをそろえようとすると、蒸留所名を書かないといけない、と思って、あたふたしてMalt Whisky Yearbookを開くも、モルトウイスキーでないので、当然載っていない。その辺の本も、そこら辺に触れてるものってあまりなくて、じゃあ、蒸留所のページ見ればいいなと思って見てみても、KYってどこの州だよ?ケンタッキーか、バーボンだからそりゃ当たり前かと、普段あまり飲まないことを実感しつつ、書き始めてみます。
あまり特別なものを見かけないフォアローゼス。当時の記憶だと黄色と黒とプラチナ、たまにシングルバレル(43度か50度が多かった)がリリースされるくらいで、特定のショップ向けというのはあまり見かけなかったのではなかったでしょうか。
だから、というわけでもないのですが、当時のメゾン向けのボトルの中では比較的安かった(というか、当時はそもそもそんなに高くなかったのですが)これを買った記憶があります。このころは、よっぽど特別なボトルでもない限りはバーで飲んでからでも買えるので、これも同じ流れで購入しました。バーで飲んだ時は最初ストレートで、後でロックグラス用意してもらって飲んだと思います。モルトはそこそこ飲むようになってきてバーボンを飲んでみたら、ストレートよりもロックの方がいい(というか、そういう風に作ってあるように)感じたのは覚えています。個人的には、日本のウイスキー、とりわけサントリーのウイスキーは水割り、ロック、ハイボールを前提に作っているように、思いましたし、バーボンはそういうものなのかなぁと思った記憶があります。
味は、上にも書いた通り、カエデの風味強く、樽の感じ強くの、いわゆるバーボンでしたが、比較的味が強めで、そのまま飲み続けると疲れてしまうので、ロック、ハイボールで徐々に味が薄まっていくのが心地よかった記憶があります。また、冷やすと若干ミント(スーッとする、という意味)を感じて、これも好きなフレーバーだったことをここまで書いてきて思い出しました。
今はすっかり高級品となってしまったメゾン向けですが、昔は割と気軽に飲めました。こういうものがまた増えてきて、紹介できればと思います。
また、フォアローゼスではありませんが、メーカーズマークは結構特定の仕向け先(小売店)のものをだしていて、7000円くらいで買えるものもあるので、数が集まってきたらまとめて試してみたいものです。