作成日:2018/10/15
最終更新日:2018/10/23(ポットスチルの画像追加)
Memories、なので懲りずに終売品が続きます。ニッカのキングスランド。私が自分でウイスキーを買い始めた2009年ごろには見かけましたが、1年後には終売になっていたみたいですね。その後も市場には多少在庫が流通していたと思います。蒸留所とかに行くとミニチュアがしぶとく残っていました。ポットスチル型の容器に入っているタイプのものもあって、こちらはコレクター的な心をくすぐります。ただ、手に取ってみると分かるのですが、赤い飾りは結構ちゃっちい感じで、正直あってもなくてもよかったです。個人的には。
フレーバーとしては上にも書いたように若干嫌みのあるピートの感じ、ラフロイグ等とは少し違う、ケミカルというか、工場というか、何とも言い難いフレーバーがあって、飲みづらいと思った記憶があります。ストレート、ハイボール、ロック、コーラ割(!)とやっていって、最後はお湯割りに落ち着きました(あんまりここに行きつくことはないです)。ただ、これも焼酎のお湯割りのように円筒型の容器だと何故かむせるので、逆円錐のような形の陶器のコーヒーカップで飲んでいました。
ちなみに、当時は苦手と感じるウイスキーがあるととりあえずコーラで割ってました。今後たまに出てくるかもしれませんがご容赦ください。
他にフレーバーはないのか、ということなんですけど、まあ、ブレンデッドということもあってか、他に強力に主張してくるフレーバーはなかったと記憶しています。ただ、今になって思えば、ブレンデッドであんなに主張があるのはすごいなって気はします。ニッカらしくモルトの比率が高いとかそんな感じなんだろうか。
ポットスチル型容器に入ったキングスランド。かなり昔のもので開栓済みであったこと、ディスプレイ用に置いてあってものでライトが当たっていて、温く、薄味に感じた。