作成日:2018/11/23
オフィシャルにはグレンモーレンジィらしいですが、個人的には違和感があるのでグレンモーレンジで行かせていただきます。ボトラーではほぼ出回らない(スコッチ・モルト・ウイスキー・ソサエティで買うか、ウエストポートなどのティースプーンブレンドをそうだと信じて飲むしかない)グレンモーレンジ。今も昔も多彩なアイテムをポートフォリオとして持っていましたが、その中では正統派な15年。10年が4000円弱するのになぜか5000円前後で売られていた15年。まあ、18年が8000~10000円くらいなので、どこかに値段を設定しないといけなかったのでしょうが。10年の延長上にあり、また、10年の不自然さがなくなった、美味しいウイスキーでした。自分でも買っていて、持ってはいるんですが、開ける機会が微妙にないため、どこかで誰かのものを飲ませてもらうか、バーで見かけたときに飲むという、何のために買ったのかいまいち分からない状況になっております。なんか開けるのがもったいなくて18年を買って開けてしまったり。いつでも開けられるんだけど、開けるにはもったいない、そんな位置づけのモルトです。
コメントが少ないですが、筆者の場合、コメントが少ないのは「美味しかった」のだと受け取っていただければ幸いです。引っかかる味、いやな味は結構忘れずに覚えているんですが、美味しいものに出会うと、すいすい飲んでしまって結局覚えてない、みたいなことになりがちです。
グレンモーレンジは当面は10年、18年、毎年の限定品、というラインナップが基本線として当分続きそうな気がしますが、この15年やアスターを定番で復活してほしいといつも思います。