作成日:2020/7/23
ネック真ん中よりも水位が高く、ほんとに700ml?と思ってしまう。
今年もおそらく年1回のリリースになると思われるラフロイグのカスクストレングス。蒸留所のWebサイトではおおむね8月ごろのリリースでしたが、今年は6月のリリース。Cairdeasから間髪入れずのリリースです。まあ、とは言っても、今回は蒸留所のWebよりも前にThe Whisky Exchangeで販売が開始されていたので、あまり早い者勝ち感はありませんでした。ここ数年は出たら数日以内に完売で、どうしても買いたければCairdeasとの抱き合わせ(あと何かしらのおまけがつく)を買わないといけない感じでしたが、今年は今でも普通に蒸留所のWebサイトで購入可能です。基本的にどこで買っても一緒だと思いますが、蒸留所のWebが基本的には一番安いです。その代わりデリバリーが遅いので、急ぎの人はExchangeとかそんな感じだと思います。まあ、限定品が出たら一瞬で消えるアードベッグに比べたらかわいいものです。
今年のラフロイグはコメントにも書いた通り、10年に近い、すなわち、ハウススタイルに近い形のリリースです。そういう意味では目新しさはありませんが、個人的には結構気に入っています。また、今回は60度越えというかなりのハイプルーフでのボトリングです。開けたボトルは瓶のネックの上まで充填されていて、別の意味で気合を感じました。700mlボトルのはずですが、750ml入っているんじゃないかってくらい。
上にも述べた通り、今回はまだ普通に買えます。大量にボトリングしているからなのか、コロナの影響(バー需要が減っている)なのかは正直分かりません。ただ、いきなりおまけつきだったり、数量制限なかったりするので、需要は落ち込んでいるのかもしれませんね。
ただ、これのリリースの少し前にやっていた25年カスク買うとデキャンタが只で付いてくるstay homeのバンドルは普通に売り切れていたので、中々判断が難しいところです。また、今回のリリースは、特別感のある「ごちそう」というよりはいわゆる10年に近い感じもあるので、中々手が出ないのかもしれません。ただ、ラフロイグでオレンジはあまり感じないので、貴重なのではないかとも思っています。日本だとグレープフルーツ系の方が受けるんでしょうが。
父の日のおまけとしてついてきたウイスキーストーン。ぱっと見はちょっとアレでウイスキーに入れたいかというと微妙
まあ、そこまでちゃんとこのページを見ている方がいるとも思えませんが、今回はトワイスアップの2倍ともいえるような普通ありえないことをやっています。なんでかというと、箱にそう書いてあったから。まあ、今回は目分量でやっているので実際には2よりも多く入れているかもしれないのですが、だいぶ薄く感じました。トワイスアップの方が全体的な味が分かったような気がします。少量加水も割といい感じでした。後、2倍 水入れていいということはハイボールもいいんじゃないのかということでやってみましたが、アイラハイボールに似合わない爽快感で、若干高級ではありますが、いい感じでした。グレンリベット ナデューラのハイボールのようなミント感ある仕上がりです。もちろん、オレンジ感もある程度残っていて、これもまたいい感じです。