作成日:2021/1/1
メーカ:Morrison & Mackay
地域:イギリス、スコットランド、アイラ島、カリラ蒸留所
ステータス:限定品
容量:700ml
価格:6000円位
タイプ:シングルモルト、シングルカスク(ホグスヘッド)
年数:9年
度数:47.5度
点数:86点
テイスティング的なコメント:鼻にするとまずはピート香。木や樽の感じはない。若いウイスキーだからかは分からないが単調に感じる。口にすると、ピート、アーシィ。辛くはないがドライ。オレンジピール、ナッツが舌に残る。加水で甘いアルコールに。ウッディも出てくる。余韻はほのかなオレンジ、ナッツが長く続く。ピートは長く残る。ハイボールで楽しく飲める。
飲んだ場所:自宅
Whisky Shop Dufftownで今年購入したウイスキー。2020年2月にポンド円が大幅に下落したときに購入。
このシリーズは、加水、カスクストレングスと色々出ていますが、これは他社ではあまり見かけない47.5度。ダグラスレインのカリラと年数はほぼ同じですが、カスクストレングスというような度数でもないし、その分安いというわけでもないボトルです。じゃあ、なんで買ったのかというと、毎年の社員旅行用としてのストックだったのですが、新型コロナウイルスの影響もあり、社員旅行自体がなくなったので、何となく開けてみた、という経緯です。社員旅行にアイラウイスキーを持っていくと、大抵は早い時間にハイボール用として完売してしまいます。以前の社員旅行でもこのシリーズのウィリアムソンを持って行ったことがあるのですが、その時もそんな感じでした。その時もハイボールでまあまあだったので、このボトルにもそういう使い方を期待していたのですが、1本飲んでみてまあ、期待通りだったと思います。
過去に買ったボトルを振り返ると、同じシリーズの、似たようなスペックのカリラをさらに1年前に購入していて、こちらは研究室の飲み会に持って行って使った記憶があります。要はそういうシチュエーションに適した、良くも悪くも分かりやすい、ライトなアイラモルトというのが私の印象です。大勢でワイワイするような会が開けるのは当分先のことになりそうですが、今後も似た用途を想定して、近いスペックのアイテムをストックしておくことになるだろうと思います。