作成日:2019/8/15
地域:イギリス、スコットランド、スペイサイド
訪問時期:2016年8月
ステータス:稼働中
見学:可。有料。複数コースから選択。
ショップ:有
試飲コーナー:有
場所はキースで、エジンバラから車で行った場合、スペイサイドとしては比較的近い蒸留所になります。シーバスリーガルのキーの原酒として有名、でもないストラスアイラですが、10年くらい前であればゴードン&マクファイルの蒸留所ラベルシリーズの25年や30年、40年などがかなーり安く買えたので、そこそこ詳しい人には有名な蒸留所。気が付いたら定番品の12年も終売になっていて、よりマイナーになっていくような気がします。
しかし、見学設備としてはかなり充実していて、行くのであればお薦めです。広く豊富な品ぞろえの売店、ゆったりした試飲コーナー、広い見学コースと、日本だとあって当たり前に思えるかもしれませんが、意外とありません。
通常コースの見学であれば日中何回もやっていて、割と自由に見学できます。
まあ、見学コース自体は他のスコットランドの蒸留所と大体同じで、工程を順番に見て、スピリットセイフのあたりでQ&A。構内での撮影がNGなので建物の外からの撮影(ポットスチル、ウェアハウス)、最後に試飲という感じです。試飲はストラスアイラというよりは、シーバスリーガルの試飲になっていて、シーバス12年、ストラスアイラ12年、グレーン12年とかそんな感じでした。グレーンがなかなか興味深かった。安易にニューポットを出してこないのがいいですね。
売店は見学の有無に関係なく利用可能。色々なグッズとシーバス系の蒸留所の限定ウイスキー、それからストラスアイラのパーソナライズドボトルを購入できました(いろんなサイトや本ではハンドフィルと書かれていますが、実際にはボトリングされた瓶にラベルを記入して貼り付けるだけです。いや、もしかするとハンドフィルだったこともあるのかもしれませんが)。
ここは充実しています。シーバス系のスタンダードなものと蒸留所限定品が大体飲めます。しかも大体5£くらいで飲ませてくれるので、気軽に試せます。ただ、試飲と言いつつ量はスコットランドの標準的なシングル、つまり25ml。かつての軽井沢蒸留所の試飲(ほぼシングルカスクのカスクストレングスしかないのに試飲が30ml)を思い出させるハードな量です。私は一応2杯は普通にオーダーして、その後、「これとこれとこれのどれかを買おうと思っているので少しづつ飲ませてくれないか」と聞いたら少しづつ全部飲ませてくれました。多分、普通に試飲しきるのは不可能に近いので、ご参考まで。(ただ、その後にちゃんと買ってくださいね)
後から気づいたことなのですが、なぜか買い物したときにTax Refundの話をしてくれなかった。6万円近く買ったので、1万円弱は帰ってきたはずなのですが…私の前にレジをしていた中国系っぽい人たちには案内していたんですが、何故か案内なしでした。写真も撮ってくれたし、いい人たちだったんですけどね。他の蒸留所やショップは、10000円くらい買った場合は例外なく聞いてくれたのですが…