作成日:2018/10/30
セレブレーション オブ カスクのシリーズは、ロンバードのトール瓶と同じく、しまいにくい。
皆さんはこのシリーズの箱をどうしているんでしょうか。取っておくほど、立派でなし、捨てようかと思うと、中身の瓶が縦長なせいでないよりはましというこの箱を。カーンモアというと、昔リリースされていた、小瓶で1年刻みで色んな蒸留所が飲めるよセット(正式な名称はわかりません)の印象が強く、色が薄くて味も薄い印象で、あってもバーボン樽で個性が強いみたいなイメージだったのですが、これは典型的なシェリー(ただし甘くないタイプ)で、アルコールの芯の強さも残っている。これは、スコットランド、ダフタウンのど真ん中にあるWhisky Shop Dufftown向けのリリース。カスクをシェアしている、あるいは余りを買っているものと思われ、ボトリング本数はわずか60本。限定品なので慌てて買ったかというと実はそんなことはなく、試飲しています。ただ、現地に行ったわけではなく、これを買う前に他の買い物をして、オーダーの際にこれとこれとこれのサンプルを送ってくれ、なんか買うから、とコメントを入れておいたのです。ちゃんと見ているもので、これを含めて3本(グラントファースとバルブレア)のサンプルが送られてきました。結局全部買ったのですが。ちなみに、何でも買うわけではないです。他に貰った時は味と値段の折り合いが微妙で買いませんでした。
あ、一応断っておきますと、このお願いをする以前にここでは2500£近く買い物をしています。ここの店主は良いやつなのでお願いしたらある程度は対応してくれるとは思いますが、大して買わずにそういう依頼はしないようお願いします。
味は上に書いた通り割合特徴的ですが、後味は悪くなく、意外と続けて飲めます。正直ストラスミルはマイナーすぎてハウススタイルもあまり理解していませんが、これはなかなか楽しめるタイプのウイスキーではあります。