作成日:2019/1/1
最終更新日:2019/1/14
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メーカ:ビーム サントリー
地域:イギリス、スコットランド、アイラ島、ラフロイグ蒸留所
ステータス:(限定品のため明記せず)
容量:250ml
価格:60£(見学コース代金)
タイプ:シングルモルト、シングルカスク
年数:12年
度数:51度
点数:86点
テイスティング的コメント:香りはバニラ。この前に左のボトルを飲んでいるせいでピートはほぼ感じない。口にするといっぱいに広がるバニラと、ピート、ラフロイグらしいヨードの感じ。→(2019/1/14追記)香りは前回書いた通り、ラフロイグには珍しくバニラを感じる(ピートを超えてくるという意味)。バーボン樽の51度にしては甘味、アルコール感を強く感じる。草っぽさも感じるが、不思議とシェリー樽の18年ほどには感じない。口に含むと、まずは静寂、次にバニラ、ピート、アルコール、消毒液臭さ。ラフロイグというよりはカリラっぽさも感じる草の感じ。不思議と雑味は感じず、力強く、それでいて緩やかなピートのアタックが徐々に広がる。余韻はそのアタックが続き、暖炉の前の揺りかごにいるよう。
飲んだ場所:ラフロイグ蒸留所、自宅など
もう一本の方と一緒に詰めてきました。当時は正直ただのバーボンバレルのカスクという感じで、あまり思うところはありませんでした。今も、特別な感じは抱きませんが、今の世の中でこれが飲めれば贅沢な気もしてきました。ラフロイグ蒸留所の60£(今はもっと高いみたいです)の見学コースの最後に詰められるボトルの一つです。
私がラフロイグに行ったときはたまたまオンラインの予約システムが死んでいて、「見学したいなら電話で来い」となっていて、チキンな私は、宿泊予定のアイラ島のホテルに、「電話でこのコース予約しておいてちょ」と頼んでやってもらったはいいものの、アイラ島行きの飛行機が飛んでなくて、バス&フェリーでのアイラ島入りという大変な思いをしましたが、何とか詰めることができました。こちらのボトルは10年近くのバーボン樽2つのうちの一つで、「どっちかといえばこっちがいい」以上の思いはありませんでした、正直なところ。
なので、もう一本とは比較せずに、記憶の中のラフロイグと比較しますが、そんなに目立った感じではない印象。どちらかというと若いカリラといわれた方がしっくりきます。
手持ちのボトルで、開栓済みのものは結構リリースしているつもりですが、250mlのこれはなかなかできません。飲んでみたい人は一応リクエストください。(出すという保証はできません)
14日に追記しました。が、大したことは正直書けておりません…最近のラフロイグはボトラーも高くなり、中々良いものを飲めておりません。今年は何とかここに書けるようなものを入手したいものです。ソサエティはやめてしまったので29.xxはもう買えませんが。