作成日:2019/10/12
ウィリアムソンというと、まあ、ほぼほぼラフロイグなんですが、ラベルをよく見てみると、ブレンデッドモルト。本数950本の46度加水ということで、2樽以上は確実に使っている感じです。まあ、ティースプーン的なあれで、ほぼシングルカスクというパターンもなくはないのですが、そういう場合はブレンデッドのくせにカスクナンバーが書いてあるとか、そういった謎のラベルになっているので、2樽以上まともにブレンドしたものだと思われます。多分、ラフロイグとカリラ(またはラガヴーリン)ではないかと思います。2本買っていて、1本は1年近く前に社員旅行に持って行って、ほぼハイボールにしてしまいましたが、いま改めて1本開栓して、ストレートで飲んでみて両方開けてしまったことを後悔。
このレベルであれば加水でもいいなぁと思います。というか、原酒だったらきつくて飲めなかったのでは。前にハイボールで飲んだ時はそこそこの味だったような気がしたのですが、今、ちゃんと計量して作ったら上に書いたような爽快感あふれるハイボールになりました。まあ、若干割高ですが。
10年くらい前は加水でこれくらいの値段のボトラーズモルトは結構出ていて、クライヌリッシュあたりは割と面白いものが多くありました。Whisky ExchangeのSingle Malts of Scotlandシリーズや、La Maison de WhiskyのExclusiveボトルなんかでも結構加水のものはあって、色々トライできたのですが、今は人気(どちらかというと投機的な人気のような気もしますが)が出てきて、供給も減っているので、在庫を抱えなくていいシングルカスクの方に重点が置かれているような気がします。