作成日:2019/9/15
メーカ:GORDON & MACPHAIL
地域:イギリス、スコットランド、ハイランド、オールドプルトニー蒸留所
ステータス:終売
容量:700ml
価格:3000~4000円
タイプ:シングルモルト
年数:8年
度数:40度
点数:84点
テイスティング的コメント:香りは、ブリニー、バナナ、リンゴに続いてアルコール。口にすると、塩っぽさからのバナナ、リンゴでここまでは香りのままの印象。カリラ12年に感じられる草っぽさ、若干オイリーな感じ。わた。加水でほのかに花の香り。アルコールの余韻が残り、ほのかにリンゴ、潮っぽさ。
飲んだ場所:自宅、バーなど
連続してレビューを上げていますが、9月は今所属している会社の社員旅行がありまして、そこに合わせて何本か開栓しているためです。なので、加水が多かったり、アイラ、ハイランド系が多かったりします。このオールドプルトニーもその関係で開けております。買ったのは多分今の会社に転職する前。八王子のアイザワで購入したボトルです。グレンバーギ、ミルトンダフ、バルブレア、ストラスアイラ、スキャパのようにG&Mの蒸留所シリーズみたいな感じで展開されていました。G&Mのこの価格帯のモルトは正直微妙なものが多いのですが、このプルトニーは旨くて、こっそり買っていました。ハーフボトルも存在していたはずなので、本当に定番品だったのだと思います。ただ、残念なことに最近はこの価格帯のプルトニーはG&Mのリリースでは見ていないような気がします。
オールドプルトニーはスコットランドの本土では最北の蒸留所(今はウルフバーンが最北、のはず)で、本土の蒸留所でありながら、アイランド系のモルトに通ずる塩っぽさ、力強さが特徴です。旧瓶のころは12年が圧倒的にうまく、また21年がびっくりするほどおいしくない(不味い、のではなく美味しくない)モルトでした。かつてはニシン漁で栄えた港で、もともとは密造酒だったという、何とも地酒的なイメージの強い蒸留所です。家族の許可を取っていくには余りにも田舎ですが、何とか生きている間に行ってみたいものです。
G&Mのラインナップは復活したらまた買ってみたいと思います。