作成日:2020/07/06
今のハンターレインになる直前くらいのボトリングだった、と思う。当時はまだ値段は上がってなかったような気がするが、スペックからしたら高額に感じる。
たぶん、マッカラン18年の値段が上がったころに買ったのではなかったかと思います。値段が上がる前のマッカラン18年の値段がおおよそ10000円くらいでしたから(それ以前はもっと安かったらしい)、この値段、このスペックのグレンリベットはなかなか高い買い物だと思います。ただ、シェリー樽の値段が上がっていくことは既に分かっていましたから、もっと上がる前に買っておきたい、みたいなことを考えていた気がします。特にグレンリベットはバーボン樽の印象が多く、今のうちに買っておかねば、と思っていました。
で、開けてみての感想ですが、年数の若いスペイサイドのシェリーとしては素晴らしい出来だと思います。比較的若いモルトを飲むと、あまりたくさんフレーバーが浮かんでこないことが多いのですが、これは割とサクッと色々出てきました。
味としては、本当にスペイサイドの王道シェリー樽といった感じで、ウイスキーとシェリー樽の相性の良さ、というものを改めて実感します。その一方で、このタイプは意外と出会わない気がします。思い出すのはグレンモーレンジのPXですが、スペイサイドじゃないという。
これを開栓した際、遥かに長熟なリベットを飲ませていただく機会があったのですが、実はこちらの方がおいしく感じてしまいました。向こうは開栓から時間がたっていた加水だったこともあって、条件がかなり違うので何とも言えないところではありますが。
グレンリベットも値上げで上の方のラインナップがだいぶ高くなってしまい、中々バーで飲まなくなってしまいましたが、またいいボトルに出会いたいものです。