Blended malt, Wardhead 19 years old, by Acorn

市場に在庫があるものを紹介するのは稀ですが、今更のようにウイスキーガロアとかに出てくると嫌なので、これを紹介しておきたいと思います。他のボトラーからもよく出てきていますが、ウォードヘッドといえばグレンフィディックに何かを混ぜたティースプーンモルトというのが通説。他にバルヴェニー、グレンモーレンジ（後たまにラフロイグとか）あたりが有名で、バーンサイドだとか、ウエストポートだとかウィリアムソンとかありますが、これはそのフィディック版。これが出た後にはいくつかウォードヘッドが続いていたと思いますが、最近はあまり見かけず、バーンサイドがちらほら見かけられる感じです。世界一売れているシングルモルト（2018年現在）ともなると、ブランドイメージが大切ということでしょうか。

何故か、どこにも取り上げられず、ずうっと残っています。そういう意味では、前に書いたSMWSのモートラックに似た感じではあります。度数が低いのがネガティブに受け止められているのか、あまりバーでも見かけず、飲めないために買いづらいのか。でも、池袋のウイスキープラス（Acornのショップ）に行けば試飲できるはずです。2018/11/24・25のウイスキーフェスティバルでも試飲できる状態だったので、まだウイスキープラスでも飲めると思います。

とはいえ、筆者も1年以上前に池袋で試飲して、即買いして以来飲んでないので、正確なテイスティングができません。（このパターン多いですが）開けたときに改めてレビューしたいと思います。ただ、1万円くらいでいい感じのスペイサイドが欲しいのであればこれはお薦めです。この記事を公開するのに2週間悩んだことから察して頂ければと思います。