作成日:2019/8/17
メーカ:グレンファークラス蒸留所(蒸留所元詰め)
地域:イギリス、スコットランド、スペイサイド
ステータス:(定番品ではないので明記せず)
容量:700ml
価格:確か2800円くらい
タイプ:シングルモルト
年数:8年
度数:40度
点数:82点
テイスティング的なコメント:40度でも鼻に若干感じるアルコールの後に、かすかなアプリコット、ハニー、その後にいわゆるウッディな印象。おそらくバーボン樽と思われるが、あまりそのニュアンスは感じない。飲むと、ナッツ、ウッド、ハニー、バニラ。グレンファークラスというよりはかつてあったバルヴェニーのFounder's Reserve(10年)に近い印象。余韻はほぼないが、年数を考えればそれも妥当か。
飲んだ場所:自宅
EDLP(EveryDay Low Price)を企業理念とするスーパー、オーケーのプライベートブランド(?)の8年第2弾。まあ、中身はほぼ間違いなく通常の8年かと思われます。裏のラベルJANコード部分だけ張り替えているだけだし。まあ、日本の正規販売のラインナップに8年はなかったはずなので、普通の値段で8年が手に入るようになったということで、オーケーの企業努力ということになるんでしょうか。点数は82点と、個人的には普段飲みに最も適する点数をつけさせていただきました。強烈な個性はないが、それなりに楽しめるという感じです。
表ラベルはカスタマイズしてあって、左側の旗がOKになっています。確かバッチ1はこのデザインで青色ベースの旗だったと思います。やっぱりスコットランドの旗っぽいのがNGだったんですかね。
基本的にはストレートでもハイボールでも飲めて、今のご時世に3000円切ってるということで十分なんじゃないかと感じています。開ける前に酷評を聞いた気がしますが、まあ、確かにファークラスとしてどうかといえば(コメントにも書いている通り)違うと思います。でも、この年数で、この値段でシェリーカスクとか期待するのは逆にどうなのかと思います。これより高くて全然おいしくないウイスキーとかいくらでもありますし。
数百円プラスするとオーケーラベルの10年が買えますが、なんていうか、10年は普通に売ってるし、ラベルのクオリティがしょぼすぎて、さすがに買えませんでした。微妙にほめておいてなんですが、「買い」かどうかというと別に、という感じです。そんなに変わらない値段で国内でも並行品買えますし…
それにしても「グレンファークラス」で検索して全然ミリオン商事のページが出ないんですけど…