最終更新日:2019/1/14
勝手に名物と思っていた焼きカレー
同じくナスのピザ
ロングアイランドアイスティー
コーヒーフロート
筆者的にはこの店こそが、入門のバーにして、おそらく最も通ったお店です。
すでに閉店しているので、飲食店ガイドという意味では役に立ちませんが、閉鎖蒸留所と同じくらい個人的には大事にしたいので載せます。
写真からして何となく分かるかもしれませんが、料理、コーヒーが非常においしく、バー、飲み屋の類に行かない妻が自分だけでも行く非常に良い店でした。もともとは職場の部長が(そこそこ)好きな店で、部署の2次会で連れていかれて以来、自分で通うようになりました。ラフロイグ10年を飲み始めたのはこの店。
ただし、いわゆるウイスキーマニアが行って喜ぶ店というわけではなく、スコッチのシングルモルトは
の4種類という非常にスタンダードな感じの店(アイリッシュ、バーボン、カナディアンもそんな感じ、あとはブレンデッドが数種。他はハウスワイン、焼酎、など)。写真に撮っていなかったのが悔やまれますが、カクテルメニューがものすごくて、アルコールの強さ、辛口、甘口などの分類をした上に、それぞれの分類で数十種、レシピ付きで書いてあるという、非常にフレンドリーなものでした。ここで、色んなカクテルを(飲むだけでなく)勉強させていただきました。ここにないものや、載ってはいるけどマニアックなものを頼んで、「また勉強してきたね」とマスターに言われるのが非常に楽しかった。
他のバーで頼んで「はあ?なにそれ?」みたいな顔されるものは基本、ここで飲んでいるときに出会ったカクテルです。(クロンダイククーラー、モンテカルロ、ノックアウト、ハリケーン、オレンジブルーム、クロスボウ、ケーブルグラムハイボール、カーディナル、など)
また、ウイスキーのメニュー自体は上記の通りでしたが、お客さんが置いて行ってくれたものなどは結構安い値段で飲ませていただいたりしました。まあ、響17年とか、そういう感じだったんですが、一つだけとんでもないのがあって。散々探して、結局写真が見つからなかったのですが、マッカランの50年(1999年ボトリングの4樽バッティングの物で鍵付きの箱に入っている)がありました。ある時に「あの箱なんなんですか?」と聞いたら、「昔バッタ屋から回ってきて、みんなで開けて飲んだんだよね」「へー、箱見ていいですか?ってか中身入ってますけど」「飲む?」「え、マジで?」という流れでいただきました。開けて10年近くは経っているはずということでしたが、加水(で10年経っている)とは思えぬ素晴らしい味でした。その場で現行の12年の飲みましたが、それが不味いと感じるほど。その時、Whisky Exchangeで値段を調べたことはよく覚えていて、2014年頃で15000£でした。1杯の原価で10万円する酒は生涯飲むことはないと思います。しかもタダ酒って。
飲み屋というよりは、夕食場所としてもよく使っていて、当時、会社を22時ごろに出て、ここで夕食しつつ2~3杯飲んで帰る(しかも週4とか5とか、場合によっては6とか!)という使い方をしていました。なので、ほぼ全てのメニューを頼んでいたんじゃないかと。まあ、書いてないものでも言ってくれれば作るよ、って感じの店だったのですが。
今になってみると、写真を撮ってなかったり、撮っているはずなのに出てこなかったりと、自分の記録がずさんだなぁ、と思ったり。まあ、本当に「普段飲み」に使っていたので、いちいち写真撮っている方が変な話ですが。
写真には撮ってないんですが、普段頼んでいたラフロイグの10年のロックは常にグラス満タンでいただいてました(シングルですよ)。一度、友人と飲みに行って、友人がラフロイグ、私がマッカランのつもりで頼んだのですが、私がマッカランを頼んだとは思わなかったらしく、マッカランの倍以上のラフロイグが出てきたのはよく覚えています。
しかし、この店がなくなってから完全に三鷹には行かなくなってしまった(去年は訪問ゼロ)。今年は一度散歩でもしましょうか。
オムライス。オムレツをチキンライスに乗せ、提供時に割るタイプ。(日本橋たいめいけんの「たんぽぽオムライス」的な。ただし、卵はかなりハード)分かりづらいが、ドミグラスソース、ケチャップ、オリーブオイルがオムライスの周囲に分けて配置されていて、3種類の味を味わうことができる。
ネグローニ、だったと思う、多分
ミートソースとランチのサラダ。セットだとこれにワンドリンクついて大分お得だった。(追加するものにより値段は変動。全メニュー対応可)
牛肉の辛いスープ(本当にこういう名前)