最終更新日:2018/11/25
店内(入り口近くから撮った写真)。右手奥に4人掛けのテーブル席。カウンターは確か6人掛け。
業種:バー
地域:日本、東京都千代田区神田多町2-7-7
ステータス:営業中(2018年11月現在)
単価:1500円~
特徴
とにかくマスターが飲む
「いつものやつ」が出来る店
おつまみがうまい
バーだけど日本酒、焼酎もある
サラリーマン的な話が通じる
神田多町の路地裏、という人に聞かないと絶対分からない(というか行かない)感じの場所にひっそりとたたずむCafe Joji's。そう、バーなのにCafeです。以前は昼営業もしていたということなので、その時の名残かもしれません(今もやってたらすいません)。入り口をくぐると冒頭の写真の空間が待っていて、席に座ると自動でハイボールが出てくる、そんなお店です(自動で出てくるのは私がそれしか頼まないからで、普通に注文可能です。すすきのの「だるま」方式ではないです、念のため)。神田にしては雰囲気も落ち着いていますが、来るのは結構ビジネスマンが多い印象。それも出張で来ている人が多い気がします(主観)。
ここにはとにかくハイボールを飲みに行きます。いや、最初はそんなことはなかったんですが、ここで飲んでいるとカウンターの向こうのマスター(堀さん)が自分用のハイボールを作って飲んでいるわけです。どう考えてもこっちよりハイペースで。それをとんでもなくアルコールが好きと判断するか、練習に余念がないと判断するかはともかく、そんなにいつも飲んでるんだったらうまいんじゃない?と思って注文し始めたのがきっかけです。ただ、量が割と多めなので、油断するとやられます。昔、八重洲の酒屋をうろうろしていたらものすごい量のオールドクロウが入ったかごを持った人が来て、こんなに買う人は…とか思って見上げたら堀さんだったということは本当にありました。
見出しにも書きましたが、マスターがサラリーマン出身なので、結構仕事の話(サラリーマン的な辛さとかそういうあれ)を理解してくれることもあって、割と愚痴っぽい酒になることが多いです(いつもすいません)。
食事のメニューはそんなにあるわけではないので、どちらかというと2件目かあるいは0件目という使い方が多そうです。
Cafe Joji'sのハイボール。使用しているウイスキーはオールドクロウ(他のハイボールも注文可能です)
メニューが出ているわけではありません、そして定番メニューがあるわけでもありませんが、カレーなど、食事をやっているときはチャンスです。私は結構頼みます。お手軽で美味しい。オールドクロウのハイボールにもよく合います。ただ、どうしても食べたい場合は、そもそも在庫がなかったりするので、事前の相談(電話など)が必須です。
スコッチのシングルモルトとバーボンが多めです。基本的にはオフィシャル(蒸留所元詰め)のボトルメインなので、ボトラーものを目当てにはしない方がいいかも。お店の客層的にそうなるのだと思います。ただ、いいところを選んでいると筆者は思います。オフィシャルが多いとはいえ、オルトモアを選ぶセンスは素晴らしいと思います(味云々はともかく、バーで置くのは勇気がいると思います)。まあ、とりあえずハイボールを飲んでください。こればっかり頼んでいるといつしか何も頼まなくても自動的に出てくるようになります。私はすすきのの「だるま」のジンギスカン以外で自動的に出てくるのを見たことがありません。もしそれにあこがれるのであれば、通う価値はあると私は思います。