作成日:2019/12/29
最近からかよく分かりませんが、特製の筒に入って送られてきました。また、ボトルはグレンリベットのように半紙的な紙に包まれている。
昨年は蒸留所名の記載がないグレンファークラス(Invoice、輸出の際の請求書に記載があった)、今年はリンクウッドということで大分タイプの違うウイスキーが出てきました。ブラックフライデーよりも前にリリースされていて、ブラックフライデーボトルとまとめて買っている人が多いのではないかと思われるこのボトル。まあ、値段が値段なので、何か言う気もありませんが、しいて言うならエクスチェンジっぽさとリンクウッドっぽさのあるモルトだと思いました。
リンクウッドは、スペイサイドの中でも特に特徴が少なく、非常にプレーンな味わいのモルトをリリースしている蒸留所というイメージを持っています。あまり、シェリー樽も見かけず(まあ、ゴードン&マクファイルあたりは持っていそうな気がしますが)、ライトな味わいにほのかにリンゴの香りがするとか、そんな感じのイメージでした。今回のリリースにはそういった特徴も見えつつ、エクスチェンジにありがちなレーズン感、モルト感もありつつ、やっぱり若いからアルコールもある、みたいな感じです。
とか言いつつ、かつて買ったリンクウッドに、最初、紙&パフュームで圧倒しつつ、放っておいたらいきなりフルーティになったという謎のアイテムもあったことを思い出したので、こちらも、機会があったらレビューを書いてみたいと思います。ただ、紙&パフュームのテイスティングをしようとすると、もう一個在庫してあるボトルを開けないといけないので、悩ましいところです。
ところで、クリスマスモルトというと暖炉の前でゆっくり温まりながら飲むシェリー樽のウイスキーってイメージなのは私だけでしょうか?これはその観点から行くと全然クリスマスではなく、海外サイトの評価が微妙なのもそういう先入観がからきているような気がします。