作成日:2020/4/12
たぶん、G&Mのカリラ、グレンファークラスのファミリーカスク、モリソン&マッカイのストラスミル、ダフタウンに続いてのご紹介です。実は、他にも持っていたり、手元になかったり、まだ開けてなかったりするので、結構書いていないものもありますが、このベンローマックはおそらく最新のリリースです。多分この前のハイランドパークがそんなに良くない(少なくとも開栓直後は微妙)だったので、あまり期待せずに開栓しました。
が、これが思いのほか(失礼)おいしい。ベンローマックは、有名老舗ボトラーのGordon &MacPhailが所有する蒸留所で、ボトラーが経営する蒸留所は他に、エドラダワーや、グレンキース、タムデュー、スプリングバンクなどが有名かと思います。この辺は自分たちのブランドとしてボトリングしてきたりもするのでややこしいですが、これは蒸留所の元詰めです。正直若いですが、バーボン樽由来のフレッシュですっきりとした味わいや、がっちりした飲みごたえは非常に好印象です。
1万円以下のボトルで、これだけおいしいものに、まだ出会えるという幸運にただただ感謝したいと思います。できれば、日本の輸入代理店であるJISにも頑張っていただきたいところですが、たぶん、1万円を切ることはなさそうな気がします。日本に関して言うと、近年は、良くも悪くも、これはいいという樽には割と強気の値段設定がされていると思います。これもその部類に入ってしまうのではないかと思います。
ただ、値段が強気なものが全部おいしいわけではないので、その辺が大変困りものですね。。。